携帯トイレ、備えて安心してない?防災の日にわが家の備蓄と使い方を確認してみた
9月1日の防災の日。
今朝「あさイチ」で携帯トイレの特集を見ていて、ちょっとドキッとしました。
わが家にも非常用トイレは備えてあります。
むしろ心配性なので、それなりに数もあります(笑)。
だから「トイレの備えは大丈夫」と思っていたんですが、番組を見ながら、
「そういえば使用期限はいつまでだっけ?」
「実際に使うとき、ちゃんとセットできるかな?」
と。
買って置いてあることと、いざというときに使えることは別なんですよね。
そこで防災の日をきっかけに、わが家の携帯トイレを出して確認してみました。
この記事でわかること
・非常用トイレは何回分備えておくといいのか
・わが家の携帯トイレを確認してわかったこと
・災害時に携帯トイレを使うときの流れ
・一緒に用意しておきたいもの
・簡易トイレ本体まで備えるという選択肢
わが家の非常用トイレを出して確認してみました
今回改めて出してみたのが、こちら。

120回分入った凝固剤タイプの非常用トイレです。
箱を確認すると、
・排便袋 120枚
・凝固剤 120袋
・処理袋 20枚
が入っていました。
保管期限も確認。

わが家のものは「2039年3月」となっていたので、こちらはまだ余裕がありました。
……よかった(笑)。
非常用トイレって、一度買うとなかなか箱を開けません。
長期保存できる商品でも、まずは家にあるものの期限を一度見ておくと安心だなと思いました。
非常用トイレは何回分必要?
経済産業省では、成人の平均的なトイレ使用回数を1日5回として、1人あたり1週間35回分の備蓄を推奨しています。
計算すると、
1人 × 5回 × 7日 = 35回分
3人家族なら105回分。
4人家族なら140回分です。
こうして数字にすると、思ったより多いですよね。
わが家では今回確認した120回セットのほかにもストックしていますが、今までは「いっぱいあるから大丈夫かな」くらいでした。
これからは、家族人数×5回×7日で定期的に数も確認しておこうと思います。
内閣府の2026年度の防災週間資料でも、携帯トイレ・簡易トイレなどは「最低でも3日、できれば1週間分程度」の備蓄が挙げられています。
携帯トイレの使い方も確認しておく
そして今回、一番「確認しておいてよかった」と思ったのが使い方です。
わが家の商品の箱には、
排便袋を便器にセット
↓
凝固剤を入れる
↓
使用後に袋を取り出して口を結ぶ
↓
処理袋にまとめる
という流れが書かれていました。

ここは商品によって使い方が異なるため、実際に備えている商品の説明書を確認しておくのが大事そうです。
東京都の案内でも、凝固剤を入れるタイミングは商品によって異なるとされています。
箱を持っているだけでは、ここまでちゃんと見ていなかったな……。
便器を最初に覆う袋もあるとよさそう
あさイチで紹介されていて、「なるほど」と思ったものもありました。
携帯トイレの袋をセットする前に、便器全体を別の袋で覆っておく方法です。
これは、便器内にたまっている水で排便袋がぬれるのを防ぐため。
東京都の防災資料でも、
便座を上げる
↓
45Lのゴミ袋を便器内に敷く
↓
便座を下げる
↓
その上から便袋をセットする
という方法が紹介されています。養生テープがあれば、最初の袋を便器に固定して使えます。
わが家の非常用トイレを確認すると、この「便器を覆うための袋」はセットに入っていませんでした。
だからといって商品が使えないわけではありません。
ただ、家にある45L程度のゴミ袋を何枚か一緒に置いておけば、いざというときに使える選択肢が増えそうです。
「非常用トイレの箱の横に置いておこう」
今回、ひとつ備蓄が増えました。
使ったあとは空気を抜いてしっかり結ぶ
使用後は、袋の中の空気をできるだけ抜いて、口をしっかり結びます。
自治体の案内でも、排便袋を取り出したら空気を抜いて結び、専用の保管袋などに入れて保管する方法が紹介されています。
わが家のセットには、使用済みの排便袋をまとめて入れられる処理袋が20枚ついていました。
今回ここまで確認して、
「使った後どうする?」
まで考えておく必要があるんだなと思いました。
災害時はすぐにゴミ収集が再開するとは限りません。
処分方法は自治体によって異なるため、実際の災害時には地域の案内を確認する必要があります。
暗い中で使うことも考えておきたい
あさイチでは、停電を想定して暗い中、懐中電灯を使いながら非常用トイレを設置する場面もありました。
これを見て、
「トイレの備えって、トイレだけじゃないな」
と。
懐中電灯を片手に持ちながら、
袋をセットして
テープで固定して
凝固剤を用意して……
は、結構やりにくそうです。
トイレの近くに置けるランタンなど、両手が使える明かりも一緒に用意しておくとよさそうです。
わが家も防災用のライトはありますが、「非常用トイレを使う場所」という視点では考えていませんでした。
ここも見直しておこうと思います。
非常用トイレと一緒にまとめておきたいもの
今回確認して、わが家では非常用トイレの近くに、
45L程度のゴミ袋
養生テープやガムテープ
ランタンなどのライト
をまとめておこうと思いました。
必要に応じて、手袋や消臭袋などを一緒にしておいても使いやすそうです。
非常時に「ゴミ袋どこだっけ?」「テープは?」と探すところから始めなくて済むように。
買い足すというより、家にあるものを一度まとめておくだけでも違いそうです。
余裕があれば簡易トイレ本体も
ここまでは、自宅の洋式便器が使える状態を想定した備えです。
でも災害によって便器が破損してしまったり、別の場所にトイレを作る必要が出たりすると、便器にセットするタイプの携帯トイレだけでは使えないこともあります。
そこで、余裕があれば簡易トイレ本体まで備えておく方法もありそうです。
とはいえ、非常用のためにさらに大きな置き場所確保するのも…
そんな中で気になったのが、普段にも使える簡易トイレ「stoole(スツーレ)」です。
スツーレの簡易トイレは、使わないときは折りたたんでコンパクトに収納できます。
耐荷重は100kgで、簡易トイレとしてだけでなく、イスや収納BOXなどとして普段使いもできるタイプです。
使用後は本体を水で丸洗いできるので、繰り返し使えるのもいいところ。
M・Lの2サイズがあり、Lサイズは便座の奥行きが広めになっています。
簡易トイレには排便袋と凝固剤が5セット付属。
使うときは本体に排便袋をセットし、さらにもう1枚排便袋を重ねて便座をセットする二重袋の仕様になっています。
今回、携帯トイレの使い方を確認していて「便器そのものが使えない場合はどうする?」まで考えると、こういう簡易トイレもひとつあると安心だなと思いました。
とはいえ、まず優先したいのは家族分の携帯トイレを備えること。
そのうえで、
「簡易トイレ本体も用意しておきたい」
「非常時専用のものを収納しておくのはちょっと…」
という家庭なら、普段も使えるタイプを選ぶ方法もありそうです。
まとめ|非常時の「安心できる材料」を増やしておきたい
災害時は、それだけでいつもと違う状況になります。
停電しているかもしれないし、断水しているかもしれない。
そんな中でトイレまで「これ、どうやって使うんだっけ?」となると、さらに落ち着かなくなりそうです。
だから今回、携帯トイレを見直してみて思ったのは、
「備蓄を増やす」ことだけが備えではないんだな、ということ。
使い方を知っている。
必要なものが近くにある。
便器が使えないときには別の方法もある。
そんな「これならなんとかなりそう」と思える材料を、少しずつ増やしておきたいと思いました。
心配性なので、備え始めるとついあれこれ欲しくなるんですが(笑)
全部を完璧にそろえるというより、ただでさえ不安な非常時の不安を少しでも減らせるように。
わが家では、そんな視点でも防災用品を見直していこうと思います。